ブライダルとジュエリーの歴史

結婚指輪/婚約指輪の起源

婚約の証として指輪を贈るという行為は、古代ローマがはじまりといわれています。

指輪の形が途切れることのない二人の永遠の絆を表しており、結婚や愛の象徴となりました。

それから、現在の形に至るまでの起源や歴史には諸説ありますが、古くから人々は指輪やジュエリーに想いを託して贈りあってきました。

例えば、10世紀ごろの書物には「花嫁は金の指輪を、花婿は鉄の指輪をお互いに交換している」という記録が残っています。

それから、15世紀ごろになって、南アフリカにダイヤモンド鉱山が発見されてからは、ダイヤモンドをあしらった婚約指輪や結婚指輪が多く用いられることとなります。

硬く、壊れにくいダイヤモンドは「永遠」や「不屈」を表し、末長く続く二人の契りにふさわしいものとして受け入れられていきました。

なぜ左手薬指?

ところで、なぜ結婚指輪を左手の薬指に付けるのかご存知ですか?

これも、由来は古代ギリシアまで遡ります。この頃、左手の薬指は心臓と1本の血管で繋がっていると言われていました。つまり、命を司る指、心とつながる指が左手の薬指だったのです。

そんな大切な指に、誓いの証として指輪をつける。今も昔も、結婚とはそれほど大切なこととして捉えられていたのですね。

多様化するブライダルリング

最近では、婚約指輪や結婚指輪も多様化していて、形を変えてさまざまなサービスや商品が生まれています。

例えば、プロポーズには数万円程度のイミテーションリングを用いて、後日二人でお気に入りの婚約指輪を探しに行く「プロポーズリング」や、二人で作る手作りの結婚指輪など。

物の価値だけではなく「体験」が重視される今の世の中。二人の大切な瞬間を彩り、永遠の誓いの証となる物だからこそ、商品の背景にある物語や、選ぶ過程にまでこだわってほしいと、私たちもOI JEWELRYも切に願っています。

OI JEWELRYでは贈る瞬間とお二人の未来を見据えた、こだわりの商品を取り揃えています。ぜひ一度ご来店・相談ください。

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